Jurgensen Tradition

18世紀に始まったヤーゲンセン一族の時計製作は、現代に至るまで受け継がれています。
その思想は今も、ル・ロックルの工房で静かに息づいています。

ヤーゲンセンの起源

18世紀、ブレゲと同じ時代を生きた時計師ヤーゲン・ヤーゲンセンを起点に、この一族の歴史は始まります。
その息子ウルバン・ヤーゲンセンはヨーロッパ各地で研鑽を積み、やがてデンマーク王室御用達時計師に任命されました。
彼の時計は、精度と品質により広く知られるようになります。

ル・ロックルへの継承

ユール・フレデリック・ヤーゲンセンはスイス・ル・ロックルに拠点を移し、装飾ではなく構造の美を追求しました。
彼の時計は、堅牢さと繊細さを兼ね備えた調和の象徴でした。
その思想は、現在の時計製作にも深い影響を与えています。

関口陽介

関口陽介は16歳で時計師を志し、単身渡欧しました。
言葉も人脈もない環境の中で技術を学び、数々の困難を乗り越えながら時計製作の道を歩みます。
そしてル・ロックルに工房を構え、自身の時計を製作しています。

思想の継承

関口陽介が理想とするのは、
19世紀のヤーゲンセンが作り上げたムーブメントの思想です。
それは単なる装飾ではなく、構造そのものが持つ美しさです。

重厚な受けに支えられた繊細な部品。
堅牢さと儚さの対比。
その均衡の中に、時計の本質があります。

彼の時計は、過去の再現ではありません。
伝統の精神を受け継ぎ、現代に生きる時計として新たに生み出されています。

ヤーゲンセンから続く時計製作の哲学は、 今もなおル・ロックルの工房で静かに息づいています。

雪の下でも待ちきれずに花を咲かせるプリムヴェール(サクラソウ)。
その姿は、私の時計が時を刻みはじめた象徴です。
時計づくりは、私が長く思い描いてきた仕事でした。
三枚の花びらは、妻と二人の子どもを表しています。
このロゴはその想いをかたちとして表したものです。
私自身のイニシャルもまた、 これらの時計の中に静かに込められています。

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